むし歯という言葉はいつからあるの?

むし歯のことを専門的に「齲蝕」(うしょく)といいます。それでは、むし歯という語はいつ頃から使われたのでしょうか。実際に日本で発掘された縄文人の下顎の骨に、むし歯が認められていますので、日本人は古代からむし歯に悩まされていたことが分かります。文字として初めてむし歯に関する用語が記載されたのは平安時代、円融天皇の勅により編纂された三十巻からなる「医心方」で、この書物は現在現存している医書の中で最も古いものです。その中に「齲蝕」なる語がありますが、これを日常の話し言葉で「ムシカメハ」、「ムシバ」、「ムシクイバ」などと呼んでいたようです。記述するときは「齲蝕」と表記し、医者や知識人は中国語の発音に近い「ウシ」と呼んでいたのかもしれません。医心方の基礎となったと言われている中国隋の「病原候論」には「牙歯蟲候」、「歯蟲」なる語がありますが、この字の示すごとく齲蝕は歯を喰う虫から引き起こされていると広く信じられていたようです。だいたい鎌倉時代頃より、書くときは「齲蝕」、話すときは「ムシバ」と呼ぶようになったそうですが、明らかなことは分かりません。しかし江戸時代になってむし歯(ムシバ)なる語が書かれたり、話されたりするようになったことは芭蕉の俳句からも明らかでしょう。

治療も麻酔も予防も満足でなかった昔の日本人が、痛みに耐え、ずいぶん歯に悩まされている様子が分かります。明治時代になって西洋の歯科医学が伝わり、現代まで歯科医療が非常に発達いたしましたが、まだまだ解決されない問題があります。

虫歯との長い付き合いは今後も続いていくのでしょうか。

 

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