歯周病がひどくなる原因

タバコは、歯周病の墓穴を掘っているようなものです。タバコを吸っていると、治療もなかなか進みません。
むし歯と同じように歯周病も、細菌がつくるバイオフィルムが原因で起きますが、それだけでなく、いくつかの要因が重なって起きてきます。
歯周病の引き金を引くだけでなく、悪化させるような要因をあげていきます。要注意です!

タバコが体に悪いことは誰でも知っていることですが、歯の健康にも非常に害があります。タバコを吸っている人ほど歯周病の進行は早く、禁煙しない限り、歯周病の治療も効果がありません。
タバコを吸うと、抹消血管が収縮します。歯肉の血液循環も当然悪くなります。そのため、歯周病になると、歯周病によって起こる炎症の治りが悪くなります。
また、体の抵抗力も弱まり、体を守る働きや自己修復する働きを狂わせてしまいます。
タバコを吸うことは、体にとっても歯にとっても「ゆるやかな自殺行為」なのです。

★対策
禁煙以外にありません。ストレス解消にタバコが必要だという人もいますが、タバコなしでストレス解消する方法はいくらでもあります。タバコを吸わない人はどうしているのか考えてみましょう。わざわざ体に悪い方法を選ぶことはないでしょう。