歯ブラシを自由自在に

歯ブラシを横ばかりでなく、縦にしたり、先を使ったりして、自由自在に使いこなしましょう。歯は1本1本磨きます。歯の面を全て磨くつもりで時間をかけてみましょう。

1.歯ブラシの先を使う
歯ブラシの先を使って歯と歯の間を磨きます。歯ブラシも先の部分なら歯と歯の間に入っていきます。
2.歯ブラシのかかとを使う
歯ブラシのかかと部分を使って歯と歯の境目の汚れを取ります。
3.歯ブラシを縦に
歯ブラシを立てて上下に動かします。

●歯磨きのポイント
1.口の中をチェック
歯の表面はきれいに見えても、歯と歯の間、歯の根元、歯茎はどんな状態ですか?口を大きく開けたり、唇をめくりあげたりして観察しましょう。手鏡も使ってみましょう。歯茎の境目にやや黄色みがかった白いものがついていませんか?これがプラークです。
2.磨き残しチェック
歯垢染色剤を使って、歯を染めてみましょう。歯ブラシが届いていない部分だけ色がつきます。その部分の色をとるように歯ブラシをかけると、つい磨き残してしまう、あなたのくせが分かってくるはずです。
3.力を入れすぎない
歯を磨くとき、気を付けなければならないのは、力を入れすぎないことです。磨くというとどうしてもゴシゴシと力を入れてしまう人が多いようです。力を入れると歯茎を痛めてしまいます。歯茎が下がる原因のひとつに、力を入れすぎた歯の磨き方があげられるくらいです。歯ブラシで磨くというよりは、掃くような気持ちで。
4.力より時間
歯磨きは力ではなくて、時間をかけることが重要です。たとえ、磨き方が上手でなくても、20分くらい時間をかけて磨けば、完璧な歯磨きを100点とすると、60点はとれます。