子供の歯磨き習慣の開始について

一度見についた習慣はなかなか変えられません。たとえばそれがよい習慣でも、悪い習慣でも同じです。口の中をきれいにする数巻が身に付けば、食後に歯磨きをしなければ「なにか気持ち悪いな」と思えるようになります。子供の時から身に付いた習慣は一生の財産です。歯磨きの習慣はなるべく早いくスタートさせましょう。

Q.小さな子供の歯磨き習慣はいつから始めるのか
A.①下の前歯が生えたら
授乳や離乳食のあとにひと肌のお湯に浸したガーゼなどで丁寧に歯のまわりを拭くことから始めましょう。歯が生える前からお矢後さんが清潔な指で触る等して、口の中に指を入れることに慣れさせておくとよいです。
A.②なんでも口の中に入れるようになったら
必ず付き添ってあげておもちゃの代わりに歯ブラシを持たせてみましょう。もちろん一人で磨けるわけではありませんが、歯ブラシに慣れ親しんでもらうことができます。
A.③上下6本生える頃には
膝の上に寝かせて小さな柔らかい歯ブラシで磨いてあげましょう。歯磨き剤は必要ありません。特に前歯の唇側や隙間、奥歯の咬み合せ部分は丁寧に。
A.④乳歯が生えそろう頃には
大人の真似をしたがるので、歯ブラシを持たせて自分で磨かせます。大人がお手本を見せて一緒に。ブクブクうがいができるようになれば、一人磨きにも挑戦です。3~4歳を過ぎるとなんでも自分でやりたがりますので、正しい磨き方を連数させます。歯ブラシの持ち方も教えてあげましょう。ただし、完全に一人で磨けるようになるまでは、親御さんの仕上げ磨きや点検磨きを忘れずに。

ポイントは、子供を真直ぐに寝かせること。歯を良く見て確実にブラシをあてること。広がった歯ブラシは使わないことです。

幼い時期から優しく磨く習慣を!