顎関節症(がくかんせつしょう)について

意外と奥が深い「アゴ」に関するトラブルも、歯医者(口腔外科)で治療できることが多くあります。

顎を動かすと痛い、カクンと音がする、口が大きく開かない、噛み合わせがうまくいかない・・・
これらは、顎関節症(がくかんせつしょう)といわれる症状で、悩んでいる方もいがいに多いのです。顎だから歯医者では治せないのでは・・・・とあきらめず、口腔外科も対応できるプラザ若葉歯科でお気軽に受診してください。

Q.1 顎関節症にはどんな症状があるの?
A.顎を動かすと痛い、顎を動かすとき音がする、あまり大きく口が開かない、急に噛み合わせが変化した、など。

○顎を動かすと痛い
痛む場所は耳の前の顎関節あたりが多いのですが、初期には顔の側面から頭まで痛むように感じることもあります。頭痛と感じる人もいますし、肩こり、腰痛、手指のしびれを伴う場合もあります。

○顎を動かすとき音がする
口を開けるときカクンという音がする人はたくさんいますが、痛みがなく何年たっても変化がない場合は、障害がひどくなることはなさそうです。注意したいのは変化していく音。だんだん大きく響くようになったり、「ザラザラ」「ギシギシ」という音がでる場合、顎関節症が考えられます。

○あまり大きく口が開かない
顎を動かすことで痛みが出るため、無意識のうちに周囲の筋肉も顎を動かさないように抑えてしまい、口が開きにくくなります。また、関節内部に動きを制限するような組織の変形が起きることもあります。

○急に噛み合わせが変化した
関節や筋肉に問題があると、それらが動かしている顎の動きを変えるので、噛み合わせた時の歯の接触位置も変わります。また、噛み合わせ自体は変化していなくても、痛みによって脳に伝わる感覚に変化が起こり、噛み合わせが変わったと感じることもあります。

Q.2 顎関節症には、どのくらいの費用がかかるのか
A.基本的検査や治療はすべて健康保険の給付対象です。ただ、症状が緩和された後で噛み合わせを改善するための歯列矯正、歯のかぶせものや義歯を作る際は保険がきかないものもありますのでご注意ください。

Q.3 顎関節症には、どのくらいの治療期間がかかるのか
A.数週間で済むものから、2~3年かかるものまでさまざまです。精神的に大きな障害を抱えていたり、仕事上での問題を避けることが難しいという人では、その改善が症状改善の条件になる場合があります。それら諸問題を自覚して取り組む積極的姿勢が治療期間の短縮にもつながります。

意外に知らない人もいる顎の問題。
実は歯医者(口腔外科)で治療ができるんです。
これって実は顎関節症なのかな?そんな時はプラザ若葉歯科で先ずは検診してみましょう。