歯の役割

私たちは食事のたびに、歯を使って食べ物を噛んで食べています。
そんな歯の働きは何か考えてみましょう!

➀食べ物を噛む
歯の働きの第一は食べ物を噛むことです。食べ物を噛んで食べることで、私たちの体は栄養を取り入れています。

➁発音を助ける
歯がなくなると、歯の間から空気がもれてしまい、発音がうまくできなくなります。

➂顔の形を整える
歯がなくなると食べ物をあまり噛めなくなり、口のまわりの筋肉がおとろえて顔つきが変わってくることがあります。子どもの頃に虫歯が多かったり、歯並びが悪かったりすると、顔の形に悪い影響を与えることがあります。

➂健康を助ける
歯が悪くなると、噛み合わせが悪くなることから頭が痛くなったり、肩こりやよく眠れないなどの症状が出てくることがあります。

歯は私たちの生活において本当に重要な役割をしていますよね。

また、みなさんは「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか。
日本は世界の中でも一番の長寿国です。しかし、いくら長生きしても不健康な生活では楽しくありません。そこで、厚生労働省と日本歯科医師会は平成元年に「8020運動」という運動を提唱しました。
これは「80歳になっても20本の歯を保とう」という運動です。80歳になっても20本の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができて、美味しく食事ができるからです。これは、健康で楽しい生活にもつながります。現在、80歳の1人平均の歯の数は約10本で、20本以上歯がある人の割合は21.1%です(平成17年歯科疾患実態調査より)。まだまだ8020運動が達成されたとはいえませんが、運動が始まって以来、20本以上歯が残っている人の数は増えているようです。

豊かな生活と健康な体のために日頃から歯のケアをし、ぜひとも8020運動を達成したいですね!当院でも患者様の歯を残すためのお手伝いをさせて頂きます☆