歯の磨き方の種類と出血の原因

歯みがきの種類

歯みがきの方法にいくつか種類がありそれぞれに名称がついていることをご存知ですか。バス法、スクラッビング法、フォーンズ法など、歯のみがき方を研究しその方法を提案した学者さんたちの名前が付けられています。

いくつかある歯みがきの方法は、大きく分けると2種類あります。

①歯ブラシの毛先を使う方法

毛先は、歯ブラシの毛の先端を使うやり方です。歯ブラシと言えば、この方法を思い浮かべる代表的なものです。その中には次のような方法があります。

・    スクラッビング法       歯ブラシを横に持ち、小刻みな左右に動かす方法

・    バス法                          歯と歯ぐきの間に毛先が当たるよう、歯の方へ45度の

角度に傾けて磨く方法

・    フォーンズ法                 上下の歯を軽く噛みあわせて、大きく円を描くように磨く方法

 

②歯ブラシの脇腹を使う方法

歯ブラシの脇腹とは、ブラシの側面と毛先の間のことを指します。毛先ではなく、歯ブラシを寝かせたときの毛先と側面の角を歯や歯ぐきに充ててみがく方法です。

・    ローリング法                 毛先を歯肉に充てて小刻みにマッサージした後、ブラシをぐるんと

回転させ歯を同時に磨く方法

・    チャーターズ法             歯ブラシを45度歯ぐき側に倒した状態で歯に充て、歯ぐき側に

ずらしていき歯と歯ぐきの境目でブラシを回転させる方法

・    スティルマン改良法       歯と歯ぐきの境目にブラシの脇腹をあて、ブラシをぐるんと

歯の方向へ回転させる方法

それぞれの方法は、歯科の研究者によって、歯垢の除去が多いことが証明され、歯茎を傷めない方法として考え出されてきました。もちろん、歯科の学会などで十分検討された方法が提案されています。

何事も工夫が大切。小学生にとっての歯みがきの基本は、歯ブラシの毛先の部分を歯の面に直角にあて、軽い力で小刻みに振動させながら磨く事です。歯の生えている方向に合わせて、歯ブラシを縦に持ち、上下に動かす縦みがきも効果的です。あとはその人の歯や歯並びによって、歯ブラシの毛のつま先(先端部分)やかかと(柄に近い端の部分)、脇を上手に使い、磨きの残しをなくすような工夫を各自がマスターする事が大切です。

 

歯みがき時の出血の原因

歯みがきしていて血が出る理由には2つあります。

・    腫れている箇所からの出血

・    力の入れすぎによる出血

1つは、日頃磨き残しの歯垢が歯と歯ぐきの境目などについていて、その歯垢の細菌がだすエンドトキシンという毒素のために歯茎が腫れて血が出やすくなっているのです。歯を磨いたときに血が出る場合、これが多いようです。それを防ぐためには日頃からみがき残しがないように丁寧にブラッシングする事が必要です。

2つめは、歯ブラシに力を入れすぎて、歯茎が傷つけられて血が出すことがあります。適切な力で磨けるような習慣を身につけることが大切です。

歯を磨いた時の出血は通常の場合、そのままにしておいても止まります。濃いお茶を口に含むと、血が止まるとも言われています。これはお茶に含まれているタンニンの働きによるものでしょう。それでも血が止まらない時や痛い時は、早めに近くの歯医者さんに診てもらいましょう。

また、生まれつきの心臓病や心臓べんまく症の病気を持っている人の場合は、特に注意が必要です。ちょっとした傷から細菌が血の中に入り込み、心内膜炎という病気を引き起こすことがあります。かかりつけのお医者さんの指示にしたがう事が大切です。

 

 

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