理想的な歯みがきの時間・回数と、うがいの効果

歯磨きの回数と時間

食べたらみがきます!

「食べたらみがく」ことは、汚れのもとをすぐに取り去ってしまうので一番効果があります。3回の食事とおやつの後に、時間をおかずに磨くのが一番きれいということになります。しかも一回ごとに丁寧に磨くことが大切です。

少なくとも、毎食後、1日3回磨くのがよいでしょう。それ以上多くても構いませんが、なかなか歯磨きができる場所と時間を見つけるのは大変です。

他には甘い物を食べた時に、特に気を付けて歯を磨くことが大切です。もしできない時でも、うがいをしましょう。歯磨きの回数が減るにしたがって、落ちていない汚れがねばねばしたものとなり、だんだん落としにくくなります。

 

1回の歯みがきにかける時間は、特に決まっていません。大切なことは、全ての歯垢がきれいにとれていることです。

歯を1本ずつ20回程度こすりながら、磨くと28本以上ある歯、全部磨き終わるまで最低でも3分はかかります。そのため、歯をみがく時間の目安として3分以上と言われています。

しかし、歯のみがき方は生えている歯数や歯並びによってちがいます。自分の歯ではどんなブラッシングが効果的なのか、歯の形を見て丁寧に工夫しながら行ってみてください。角度や持ち方などを変えると、スムーズに磨きやすくなるかもしれません。

寝ている間は、唾液が少なくなりむし歯ができるリスクが高くなります。寝る前には、特に時間をかけてていねいに磨いてください。

 

昼食後の歯みがきはしない人が多い!

みなさんは、昼食後に歯を磨いていますか。

学生さんは給食やお弁当の後に、また社会人もランチの後に歯磨きができると理想的です。しかし、昼食後は、トイレが混んでいたり、他にも色々なことがあって、全ての人が歯磨きできるわけではありません。

歯みがきをすることは理想的ですが、できないときは最低限うがいでも大丈夫です。昼食後に歯磨きができないときは、うがいをして朝ごはんの後や夕ご飯の後、または寝る前に、昼の分まで丁寧にみがきましょう。

 

うがいの効果

歯みがきができないときに代わりにする、「うがい」にはよい効果があります。

まず、むし歯菌のもととなる食べ物のカスや、お口の中に残っている砂糖を洗い流してくれます。少しでも、むし歯の原因となるものが少なくなれば、むし歯になる可能性も減らすことができるのです。

実は一度歯の表面にについた汚れは、うがいでは取り除くことはできません。それは、汚れが時間の経過でネバネバした歯垢に変わってしまうからです。歯垢は、水で洗い流すだけでは取れません。歯の表面に強く粘りついているため、しっかりとブラッシングして、とらなければなりません。

食べたばかりの砂糖はうがいで、かなりとり除く事ができます。すすぐときには、ブクブクと左右に激しく水を動かして吐き出します。それを5~6回繰り返すと、食べかすがよく洗いだされます。

うがいの効果は、無敵ではありませんので、毎食後に歯磨きのかわりとしてうがいをするのではなく、歯磨きができないときの対策として考えておいてくださいね。

 

プラザ若葉歯科があるここ鶴ヶ島市は、都内から40分の距離にあり、学生や社会人のベッドタウンとして機能しています。毎日、多くの人が通勤・通学のために都内に通っています。

現代人はとても忙しいですよね。仕事に学校、子育てなどなどで忙しい時に、歯みがきができないこともあるのではないでしょうか。どうしてもできないときも、ぜひうがいをする習慣を身に着けてくださいね。

大切な歯を丈夫なまま維持しましょう。 

おいしい食事は健康な歯から始まります。

プラザ若葉歯科では、歯とお口の健康を大切にしたい人を心から応援します。
質問・相談などご気軽にお尋ねください。

今日も元気に診療中です。